業務用エアコンの価格のポイントについて

業務用エアコンは、エアコンの本体費用と設置工事費用の大きく2つに分けられます。本体に関しては機能や性能によって価格が異なり、どの範囲を空調するかのエアコンの大きさが重要となるのです。機能では、自動掃除機が付いており、フィルターを清掃することでメンテナンスが楽になるようなものであったり、自動で温度調整をしタイマー機能を設置することで環境に優しくなっています。センサ技術も発達しており、人の位置を感知して、適切な空調コントロールを実現するものもあるのです。

また、使わない時は自動的に消えるような省エネ機能をもたらしたものもあるのです。こうした機能を追求することで、価格に反映されるため、必要な機能とは何かを明確にしておくことが重要となります。業務用の場合、設置工事が重要で、ここに価格差が大きく発生します。古いものとの交換であると設置スペースや設置場所が確保されているため、工事費用は少なめとなります。

業務用エアコンが新規の場合は設置スペースを確保しなければならないため、天井や壁に工事を施さなければなりません。さらに電源がない場合はコンセントの設置や、水回りが整備されていなければドレン用の配管などの設置も必要となるのです。特に室外機の場合は外に置くスペースがないと置く場所を棚や土台を設置するような大規模な工事となるのです。工事に必要な重機のレンタル費用も請求されるため、建屋の改修規模を想定しなければなりません。