業務用エアコンの特徴や処分の方法

業務用エアコンは名称の通り、家庭用ではなく事務所など業務に関する用途で使用する機器です。ラウンジやロビーなど、不特定多数の人が出入りする広い部屋を短時間で効率的に涼しくする効果があります。業務用エアコンは出力が高く、電力消費量も大きいので建物によっては設置の際は専用の配線を敷設する必要があります。また、大型の機器も少なくないので、天井からの吊り下げ式など一部の機器は補強工事が欠かせません。

そのため、設置費用は一般的な家庭用のエアコンよりも数割ほど割高になります。一概に言い切ることはできませんが、壁掛け式の機器を例にすると購入費と設置費を合わせて約20万円から30万円ほどです。業務用エアコンは約10年から15年が耐用年数とされ、この年数を経過すると性能が著しく低下することがあります。電力消費量も増加するので速やかに交換するのが望ましいとされていますが、業務用の機器は家電リサイクル法の対象ではありません。

そのため、不要になった機器は原則、産業廃棄物として扱われます。一般的な家電製品のように家庭ごみとして処分することはできないので注意しなければいけません。不要な業務用エアコンは購入したお店に引き取ってもらうか、廃棄物を収集する専門の会社に処分してもらうのが賢明な方法と言えるでしょう。自分で勝手に捨てるのは不法投棄になる可能性があるので避けるのが無難です。

機器によってはフロンガスなど有害な物質を使っている物もあるので特に注意する必要があります。

Filed under: エアコン, 業務用, 生活/暮らしTagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website